素晴らしい 選手宣誓!!
「見せましょう、日本の底力を」
東日本大震災の被害を乗り越えて21世紀枠で初出場した石巻工(宮城)の阿部翔人主将が、選手宣誓を行った。
2分16秒に及ぶロングスピーチに「日本中に感動、勇気、笑顔を届けます」と復興へのメッセージを込め、スタンドの観客kら大きな歓声を浴びた。
宣誓全文
宣誓。
東日本大震災から1年。日本は復興の真っ最中です。
被災をされた方々の中には苦しくて、心の整理がつかず、
今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず、悲しみに暮れている方がたくさんいます。
人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。
しかし、日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ日本中に届けます。
感動、勇気、そして笑顔を。
見せましょう。日本の底力、絆を。
われわれ高校球児ができること。
それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々と
プレーすることを誓います。