「もしドラ」読みました!
今の流行に乗っかって、「もしドラ」を読みました。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海 ダイヤモンド社
萌え系の画って、思ったよりいいですね。
内容も良かったと思います。
ストーリーはとても単純ですが、ドラッカーの『マネジメント』の初歩的解説書と思えば、かなりイケてる感じです。
いろいろいいと思ったところはありますが、
・市場において目指すべき地位は、「最大」ではなく「最適」である。
・その組織の最適規模は、地域社会との関係で決まる。
・企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。
・イノベーションの尺度は、外の世界への影響である。
などなど・・・
はじめに「顧客とは誰か?」という顧客の定義が大切だと言っていますが、顧客という言葉が、企業や会社だけの言葉ではなく、学生でも主婦でも小学生でも誰でも、またお金のやりとりのあればなお、たとえなかったとしても、自分にとって「顧客は誰なのか?」を明確にしておくことが大事だと思いました。それがわかれば、その顧客が喜んでくれること、満足してくれることを真摯にひたすら真摯にやっていけばいいだけですから・・・