何年ぶりかの東大寺
奈良、春日山の西麓に建つ東大寺は、
盧舎那仏を本尊とする華厳宗(けごんしゅう)の総本山。
仏教を中心とする国造りを進めた聖武天皇の発願で、
総国分寺として創建。
天平勝宝四年(752)、開眼法要が盛大に営まれました。
治承四年(1180)、平重盛の南都焼き討ちで大半の堂塔を焼失したが、
すぐに重源の勧進で復興。
阿吽(あうん)一対の金剛力士像(仁王)
阿形は8.43メートル、吽形は8.36メートルもある
巨大なヒノキ材の寄木造りの工法でつくられた木造である。
この像は鎌倉初期・建仁三年(1203)に
運慶や快慶ら仏師たちによってわずか69日で造像されたと云う。
鹿「何か用ですか??」
盧舎那仏(国宝)
知恵と慈悲の光明を遍く(あまねく)照らし出されている仏。
尊像 像高:14.98m、目長:1.02m、耳長:2.54m、
顔長:5.33m、鼻高:0.5m、台座3.05mです。