ア・リ・ガ・ト・ウ 銀河 ゚*::;;.+ТНАЛКヽ(´ω`★)ノ ΥОЦ
僕は小学生の時、ちょっとした鉄道マニアだった。
当時は特急寝台列車のことを「ブルートレイン」と言って、
子供にはとても人気があった。
小学生の1年の頃から
時刻表を毎日眺めては
自分の世界に入っていたオレ。
「あさかぜ」「はやぶさ」「富士」「さくら」「瀬戸」・・・など
今でも名前を聞いただけで
何かゾクゾクしてくる。
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.(^_^;) (^_^;) (^_^;) (^_^;) (^_^;)
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.毎日、夜遅く仕事から帰ってくる親父の肩に乗って、
『○○時に「あさかぜ」に乗ってなぁ、
△△時に博多に着いてなぁ・・』
と 自分で作った旅プランを話していたことを思い出す。
だいたい最終目的地は阿蘇山だった。
(その頃ちょっとした火山マニアでもあったのだ。)
時刻表の見方も列車名も地名も
すべて親父から教わってた。
でも、いつまでたっても
『ブルートレイン』に乗ることはできなかった。
親父も仕事が忙しかっただろうし、母も内職をしていた。
つまり、家にお金が無かったのだと思う。
オレはその頃よだれを垂らすので、
なかなか母の仕事場には近付けなかった。
(ことをついでに思い出した。)
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.(=∩_∩=) (=∩_∩=) (=∩_∩=)
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.僕が小学校の3年生から4年生になる間の春休み、
急に親父が『寝台 乗せたる!』と言った。
『ヤッター!!!!どこまで行くの?』
『東京や!』
いつも 『下り』 中心に時刻表を見ていたので、
乗る時は 『九州』 と勝手に決め込んでいた僕は
すこし意表を衝かれたが、
『ブルートレイン』 に乗れるなら行き先は気にしない。
これで念願が叶う!!
『どれで行くの?』
『銀河や』
『・・・』
『銀河』
『ギ・ン・ガ??銀河って急行やん~~~~』
そう 当時、寝台特急を『ブルートレイン』と言っていたので、
寝台急行は『ブルートレイン』じゃない!
『やや がっかり』 でも ま いいか!
とにかく寝台(急行)に乗れる。
数日後、僕と親父は
いそいそと京都駅から 『銀河』 に乗り込んだのさ。
つづく・・・
当時の14系客車