正解の無い問題
最近ある求人雑誌に求人広告を出しまして
何人か面接をさせていただきました。
大企業の面接ではないので
あまり厳しい質問はしません。
その方の人となりをみさせてもらっている
感じです。
あと
いばらき歯科クリニックに雰囲気に合う方かどうか・・
開業時からたくさんの方とお会いしました。
お聞きすることは
[自己紹介]と[志望動機]
です。
結局、どこの面接でも
「あなたは今まで何をやってきて、これから何をやりたいのか」
しか尋ねてないような気がします。
昔受けた大学の哲学の授業で
「哲学の究極に質問は
『人はどこから来て、どこにいくのか』だ!」
と教わった憶えがあります。
面接では、案外、哲学的なことを尋ねているのかもしれません。
質問は単純なものであっても
その答え方や正解は無限にありますね。
学生時代なら1つの問題に1つの正解がありましたが
実社会では「これが正解」というものはない。
学校のテストなら必ず範囲があります。
範囲が広くなれば子供は文句をいいます。
範囲外から出せば、クレームの嵐です。
でもそれは「子供」の発想です。
「大人」の世界では範囲などありません。
範囲外のことが出て当たり前です。
その無限にあるバリエーションのレベルを
どう高めていくかが「大人」の発想です。
その知的活動を愉しんでいきたい。