小児歯科について
小児歯科は“小児期のみを診る医療”ではなく“小児期から診る医療”だと考えています。これまでの歯科医療における医師-患者関係は治療開始とともに始まり、治療終了時とともに終わる関係であったような気がします。
小児歯科だけに限ったことではありませんが、このようなその場限りの治療、その場限りの医師-患者関係で良いはずがありません。小児が将来どのような口の中になるかは最初に出会った歯科医師によって大きく左右されると言っても過言ではありません。だから、いばらき歯科クリニックでは小児を継続的に診るなかで、 1.小児とその保護者(両親)と信頼関係を作ること2.治療のみならず、その予後を追うこと 3.虫歯や歯周病の予防を行うこと 4.かみ合わせ・歯並びの育成を行うことつまり、“時間”“成長”という軸の中で、現在の状態から健全な永久歯列をイメージし、「この子が将来、健全な永久歯列を獲得するためには、今いったい何をすればよいのだろう?」と常に考え治療いたします。